蒲生貞秀筆詠草
- 人物
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作者蒲生貞秀賛者飯尾宗祇(加点)
- 年代
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制作年 AD15
- タイトル
- ガモウサダヒデヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
蒲生貞秀〈がもうさだひで・1444-1514〉は、室町時代後期、近江国(滋賀県)蒲生郡を本拠とする豪族。蒲生家中興の祖。応仁の乱直後に音羽(おとわ)城を築き、明応・文亀両度の合戦に大勝したことで名を上げた。50歳ころ出家して智閑(ちかん)・蛻塵軒(せいじんけん・「蛻」は虫のぬけがらの意)と号した。文明年間〈1469~87〉ころから晩年にかけて、旺盛な詠歌活動を展開。三条西実隆をはじめとする公卿や、連歌師の飯尾宗祇ら当代一流の教養人と交わりを深くした。実隆の日記『実隆公記』や家集『再昌草』には、しばしば貞秀の名が登場し、物の贈答など、両者は日常的にも親しい関係にあったことを知る。この詠草の端裏書には、自筆をもって「文明十四(年)〈1482〉五(月)十二(日)重ねて進上す」と書き付ける。貞秀はこの詠草を師と仰ぐ人の許に届けて、添削を願い出た。付属する極札は、その人を宗祇という。折り返し、批点を加え、短い文面の返書が書き添えられて貞秀に戻された。この加筆の筆は、極札のとおり宗祇の自筆とみて大過あるまい。「閑居恋/まぎれぬるかたゞになくて物思ふやどりをかれすとふ人もがなさもあらばあれやと人の問たゆるやどりしづかに暮る空哉/[宗祗筆]これはまさり候。か様に御思案尤も然るべき事に候。尚々、ちと取り乱し候て御返事あたわず候」
[紙背・端裏書]文明十四五十二重進上閑居恋貞秀まぎれぬるかたゞになくて物思ふやどりをかれすとふ人もがなさもあらばあれやと人の問たゆるやどりしづかに暮る空哉[宗祗筆]これはまさり候か様に御思案尤可然事候尚々ちと取乱候て不能御返事候
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Gamoh Sadahide
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 紙帙 桐箱 極朝念茂入、藤本其山
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
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