Object
小沢蘆庵筆詠草
小沢蘆庵

- 人物
-
作者小沢蘆庵
- 年代
-
制作年 AD18
- タイトル
- オザワロアンヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
小沢蘆庵〈おざわろあん・1722-1801〉は、江戸時代の歌人。諱は七郎・玄仲。観荷堂・図南亭・孤鷗などとも号す。大和松山藩士・小沢喜八郎実郡の末子。武技に長じ、元文4年〈1739〉ころ鷹司輔平〈たかつかさすけひら・1739-1813〉に仕えたが、やめたのちは歌人として暮らした。明和2年〈1765〉ごろに冷泉為村〈れいぜいためむら・1712-74〉に入門。が、彼は『古今和歌集』の序にある「ただことうた」すなわち作為を排して平易に真情を詠むことを主唱し、やがて師の歌風と合わず破門となった。その後平安歌壇の四天王の随一と謳われるほど活躍した。本居宣長、上田秋成、加藤千蔭らと交友を結ぶ。歌論は蓮月、香川景樹らに継承された。書においても、初め為村門下であったためか定家流を学んだが、のちに上代様に改めている。これは、「顕道阿闍梨の梵網経読めるをほき(祝き)て」の詞書に続いて一首を記すもの。「顕道阿闍梨の梵網経よめるを祝きて/蘆庵/法のあみに引かれざりせば苦しびの海をいづれの世にか逃れん」
顕道阿闍梨の梵網経よめるをほきて蘆庵のりのあみにひかれざりせばくるしびのうみをいづれの世にかのがれん
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Ozawa Roan
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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