Object
近衛家久筆懐紙
近衛家久
- 人物
-
作者近衛家久
- 年代
-
制作年 AD17
- タイトル
- コノエイエヒサヒツカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
近衛家久〈このえいえひさ・1687-1737〉は、江戸時代の公卿。摂政近衛家熙〈いえひろ・1667-1736〉の子。父祖以来、摂関家の嫡流として関白・太政大臣を極めた。母は、霊元天皇の第二皇女憲子内親王。この懐紙は、端作の歌題に「柳色弁春」とあることによって、正徳3年〈1713〉の正月24日の宮中の新年御会始の詠歌であることが明らかである(『続史愚抄』)。家久は正二位・内大臣、27歳のときであった。祖父基熙(64歳)、父家熙(47歳)は、ともに前太政大臣として生存していた。稚拙な筆ながら、摂関家出自の人として、穏和な書風の中に気品をただよわせている。「春の日、同じく「栁色、春を弁つ」ということ詠める和歌/内大臣藤原家久/梅さくら待見むほどの時津風はるになびくもあかぬ青やぎ」
春日同詠栁色弁春和歌内大臣藤原家久梅さくら待見むほどの時津風はるになびくもあかぬ青やぎ
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Waka Kaishi by Konoe Iehisa
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 二重箱(外塗・内桐)
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
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