平親輔筆詩懐紙
- 人物
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作者平親輔
- 年代
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制作年 AD13
- タイトル
- タイラノチカスケヒツシカイシ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
平親輔〈たいらのちかすけ・生没年未詳〉は、内蔵頭信基(のぶもと)の子(実は信基の弟・信季〔のぶすえ〕の子)。日記『兵範記(ひょうはんき)』を残した兵部卿平信範〈のぶのり・1112-?〉の孫。近衛家の家司であった。従三位・治部卿に進んだが、建保3年〈1215〉に出家した。『猪隈関白記』(いのくまかんぱくき・近衛家実〈このえいえざね・1179-1242〉の日記)の紙背に親輔の懐紙が7枚伝存(陽明文庫蔵)するが、それらは出家以前の建永元年~承元元年〈1206~07〉ころの書写と推定される。この懐紙もそれらとあまり時を隔てないころの執筆と思われる。おそらく、近衛家の詩会においてしたためたものであろう。題によれば、各自が1字ずつ文字を決め、その韻によって詩を詠進した。親輔は「篇」の韻を偶数句に据えている。謹厳な筆致の中に、鎌倉時代初期に流行した法性寺流の書風を宿す。最終句の「公」は、当時親輔が仕えていた主人、近衛家実を指すのであろう。「夏の日、同じく「佳客泉石に対る」ということを各一字を分けて賦する詩/篇の字を採得す/散位平親輔/佳客、如今幾興を催す。会同云(ここ)に対す、石と泉と。宴遊勧め得たり孤羮(ここう)の下、尊貴合い来る一眼の前。藍水(らんすい)、縈(めぐ)り流れて酒盞(しゅさん)を斟み、緑苔(りょくたい)、露を払いて詩篇を置く。久しく学を嗜むと雖も才疎の質、累葉(るいよう)を公に奉りて天憐を仰ぐ。」
夏日同賦佳客対泉石各分一字詩採得篇字散位平親輔佳客如今催幾興会同云対石将泉宴遊勧得孤羮下尊貴合来一眼前藍水縈流斟酒盞緑苔払露置詩篇久雖嗜学才疎質累葉奉公仰天憐
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Chinese Poem Kaishi by Taira no Chikasuke
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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