Object
上田秋成筆詠草
上田秋成

- 人物
-
作者上田秋成
- 年代
-
制作年 AD18
- タイトル
- ウエダアキナリヒツエイソウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
上田秋成〈うえだあきなり・1734-1809〉は江戸時代後期の俳人・歌人・国学者。漁焉・無腸・剪枝畸人・三余亭・余斎などの号がある。大坂曽根崎に生まれ、4歳の時、紙・油商嶋屋の養子となる。早くから俳諧を学び、和漢の古典に心酔した。養父の没後、一家の主人として立ったが、家業に専念することはなく、文芸、ことに古典への関心を深め、賀茂真淵〈かものまぶち・1697-1769〉門下の国学者建部綾足〈たけべあやたり・1719-1774〉および加藤宇万伎〈かとううまき・1721-77〉に学んだ。秋成35歳の3月に著した『雨月物語』は、新機軸の怪談小説集として、今日なお高く評価されている。また50歳すぎより、本居宣長〈もとおりのりなが・1730-1801〉と国語学などの問題をめぐって論争を繰り返したことでも知られている。この詠草では万葉仮名が多用されているが、彼の古典趣味のあらわれであろう。「竹筍生ず/荒れ果てし野守の垣穂しめ結ひて竹の子の此ひとま守れる/餘斎」
竹筍生あれはてし野守のかきほしめゆひて竹のこの此ひとまゝもれる餘斎
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Draft Kaishi by Ueda Akinari
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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