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酒井抱一・谷文晁筆書状

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人物
年代
制作年 AD19
タイトル
サカイホウイツ・タニブンチョウヒツショジョウ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-002317-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き フォント ライン 矩形 書き込み

酒井抱一〈さかいほういつ・1761-1828〉は、江戸時代後期の琳派の画家。名は忠因(ただなお)、通称永八。字は暉真、鶯邨・狗禅・屠龍・雨華庵・軽挙道人などの号がある。姫路城主酒井雅楽守忠以(ただざね)の弟として江戸に生まれる。寛政9年〈1797〉、西本願寺の文如(もんにょ)の弟子となり、権大僧都に任ぜられた。若い頃から、絵画・書・俳諧・狂歌など、多芸多才の人で知られ、特に絵画においては、浮世絵・南頻(なんぴん)派・狩野派・円山(まるやま)派・土佐派の諸流の画風を幅広く学んだ。親友の谷文晁(たにぶんちょう)の勧めもあって、尾形光琳(おがたこうりん)に傾注、『光琳百図』『尾形流略印譜』『乾山(けんざん)遺墨』などを刊行するなど、琳派の復興に努力した。「夏秋草図屏風」(東京国立博物館蔵)はその代表作として有名。また、その書は、明らかに光悦流を示す。光琳が本阿弥光悦を慕ったことに影響を受けたものと思われる。この書状は、「右左(うさ)の君」(不詳)宛。城端蒔絵(じょうはなまきえ)の文箱を頂戴したことへの礼手紙。城端蒔絵は、富山県砺波(となみ)郡城端を産地とする漆器で、城端塗とも、治五右衛門(じごうえもん)塗ともいわれる。密陀絵(みつだえ)や珪粉蒔絵(けいふんまきえ・白蒔絵)によって白色を出し、漆絵や蒔絵と併用するのが城端蒔絵の特徴である。桃山時代、17世紀はじめに畑治五右衛門が長崎で習得した密陀絵法を塗師屋(ぬしや)佐々木又兵衛の孫・徳左衛門が継承、6代からは代々、小原治五衛門を称した。抱一の時代は、8代宗好〈1764-1813〉・9代林房〈1789-1859〉が相当、いずれも歴代の中でも傑出した作家として知られる。抱一が掌中した文箱も出色の出来映えであったのであろう。かれの喜ぶ様子が文面ににじみ出ている。その書は、典型的な光悦流で、柔和な趣に鋭い筆法を交えた堪能の筆致である。「日々快晴に相成り、御同慶に候。さて又、過日拝顔の節御約束の城端の御文箱御恵投下され、さてさて有り難く、是は格別の念入りの蒔絵、忝なく候。多見(熟覧する)候はば、研ぎ出しなどは優れ候。くれぐれ、永く重宝仕り候。御礼迄、早々申し上げ候。遠からず拝顔、其の節万謝申し上ぐべく候。十一日/尚々、筆末ながら、御守殿の御普請、内々拝見成り候。御事々かや、相承り候。左ならば(左様なれば)、願い上げ奉り候。又、相成らざる事に候はば、まま願い上げ候。/右左の君高梧下抱一」

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-002317-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Letter by Sakai Hoisu and Tani Buncho

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

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タイトル(英題)
Letter by Sakai Hoisu and Tani Buncho

物理的特性

重量と数量
員数 1幅