九条幸家筆書状
- 人物
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作者九条幸家
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- クジョウユキイエヒツショジョウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
九条幸家〈くじょうゆきいえ・1586-1665〉は、関白兼孝(かねたか)の子で、当代屈指の古典学者として知られる稙通(たねみち)の孫にあたる。初名は忠栄。慶長4年〈1599〉権中納言、同9年権大納言、同12年右大臣と昇進、翌13年には23歳で関白に補され氏長者となる。その後、慶長17年にいったん関白職を辞したが、元和5年〈1619〉再び関白に還任、同9年まで関白として政務にあたった。幸家を名乗ったのは寛永8年〈1631〉である。この書状では、遠方よりの書信に加えて、曲物(檜・杉などの薄板を曲げて作った器)に入った食べ物(ウニなどの珍味か)を贈られたことへの感謝の意をあらわす。折柄、幸家は有馬温泉に湯治に出かけていたようである。自邸に戻り次第、御目にかかって御礼を述べる旨申し送っている。親しい間柄の相手が想像される。やや慎重な筆運びが見えるところから、80歳まで生きた幸家の晩年の筆跡を思わせる。「遠路貴札に預かり候。殊更、一曲給い為悦の至りに候。湯(湯治)、相応と申し候間、御心安かるべく候。来たる二十八日比帰洛せしめ候間、其の節、貴面を以って申し達すべく候由申し給い候。かしく。尚々、其許、各御無事の由、珍重に存ぜしめ候。九月十七日幸家」
尚々其許各御無事之由珍重令存候遠路預貴札候殊更一曲給為悦之至候湯相応申候間可御心安候来廿八日比令帰洛候間其節以貴面可申達候由申給候かしく九月十七日幸家
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Letter by Kujo Yukiyie
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1葉
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