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桜井基佐筆書状

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD15
タイトル
サクライモトスケヒツショジョウ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-002451-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き フォント 論文 書き込み 文字

桜井基佐〈さくらいもとすけ・生没年未詳〉は、室町時代中期の歌人・連歌師。通称は弥四郎(弥三郎とも)・中務丞。基佐は基輔・元佐・元祐とも書いた。後年出家して永仙(遷)と号した。出自については、下総・摂津・越中など諸説ある。晩年は、京都大原に住し、文明年間〈1496~87〉から明応年間(1492~1501)にかけて活躍した連歌師であった。文明14年〈1482〉、大原十如院で、宗祇・宗長とともに催した「三吟百韻」(「大原三吟」とも)はとくに有名である。連歌句集『基佐集』、歌集『桜井基佐集』を残す。この手紙は、八朔の祝い(旧暦の8月1日、農家でその年に収穫した新穀などを他家に贈る習慣。以後、貴賤それぞれの家で互いに贈物をする祝いの行事として定着した)として先方から贈られたおはぎを肴に酒もすすみ、二日酔いの体。その感謝の意を込めての一首を送り、またその返歌をも求めている。親交あった連歌仲間に宛てたものであろう。「八朔の御祝儀として、昨日は若衆達御光臨、殊に種々御念入りたる重(重箱)の内、萩の花色数々用い、賞翫他なく候。尚、名酒を以って二日酔いの余りに/萩の花の色をもちゐと盃と二日酔臥す三宅ののはら/尚以って、御返歌承りたく候。かしく。中秋(8月)二日基佐(花押)」

尚以御返哥承たく候かしく八朔之御祝儀として昨日者わか衆達御光臨殊に種々御念入たる重の内折から萩の花色数々もちゐ賞翫無他候尚以名酒二日酔ノ餘に萩の花の色をもちゐと盃と二日酔ふすみやけのゝはら中秋二日基佐(花押)

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-002451-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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所管
斯道文庫
キャンパス 三田
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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Letter by Sakurai Motosuke

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

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Letter by Sakurai Motosuke

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員数 1幅