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近衛信尋筆書状

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD17
タイトル
コノエノブヒロヒツショジョウ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-000263-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き フォント モノクロ 矩形 書き込み

近衛信尋〈このえのぶひろ・1599-1649〉は、江戸時代前期の公卿。後陽成天皇〈ごようぜいてんのう・1571-1617〉の第4皇子。伯父信尹〈のぶただ・1565-1614〉に嫡子が無かったため、7歳でその養嗣子となった。弱冠25歳で関白・氏長者に至るという飛躍的な累進を遂げた。一方、茶道は古田織部〈ふるたおりべ・1543-1615〉に学び、関白(元和9年〈1623〉に関白となって以後、諧謔して「セキシロ」と自称)と称して島原の遊郭へ通っては、名妓吉野太夫に執心するという磊落な粋人ぶりも発揮した。また、その書は、養父信尹に就いて幼齢より手習いに励み、彼此まがうばかりの酷似に達した。筆力の強い気宇壮大な筆運びは、単なる継承者の域を越えて、まさにその真髄に迫るもの。一字名は、梧(きり)、桐。この手紙は、明日、丸山(京都市東山区円山)へ出かける時刻を返答。末尾に狂歌一首を添える。宛名は不明ながら、日頃昵懇の相手と思われる。が、詳しい事情は両者にしかわからない。「回鯉(かいり)」とあるのは、中国の古典『文選』の中に見える故事による。夫が遠征先から妻の許に贈った鯉の腹中に手紙が入っていた、という。また、一説によれば、古代の中国では、白絹に書いた手紙を鯉の形に結んだところから、「鯉魚(りぎょ)」は、「手紙」の異名となった。したがって、「回鯉」は、鯉魚を回す(返す)の意味、つまり返信のことである。「明日、丸山への事、辰下剋(=刻。午前八時過ぎ)斗りと存じ候。四国への事も申楽(=猿楽)の事も、明日、終日申し談ずべく候。かしく。/是より申すべくを例の御返事に成り候。返すがえす何事も、明日申し談ずべく候。/二十四日/花遅き庭の梢は猶さへ(冴え)て春さえ友を松(待つ)の白雪/回鯉(信)尋」

自是可申を例之御返事に成候返々何事も明日可明日丸山への事辰下剋申談候斗と存候四国への事も申楽の事も明日終日可申談候かしく廿四日花おそき庭の梢ハ猶さへて春さへ友をまつのしら雪 回鯉尋

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-000263-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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ライセンス

所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Letter by Konoe Nobuhiro

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
古筆了任?の書付 釈文有 、紙おおい有

識別情報

タイトル(英題)
Letter by Konoe Nobuhiro

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
古筆了任?の書付 釈文有 、紙おおい有