寺田無禅筆書状
- 人物
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作者寺田無禅
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- テラダムゼンヒツショジョウ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
寺田無禅〈てらだむぜん・?-1691〉は、江戸時代の書家。京都の人。無禅は号で、名は正忠。通称は石見(いわみ)。近衛家に7代にわたって仕え、一説には119歳の長寿であったとも伝えられる。書は藤木敦直〈ふじきあつなお・1582-1649〉に学んで上代様を能くし、儒学・和歌・連歌・茶の湯・禅学にも通じた、当時の文化人の一人でもあった。この手紙の内容は、まず、昨夕は折角の御来訪にもかかわらず、いつものように家司のつとめとして近衛の屋敷に詰めていたところ、主人が帰ってきて深夜まで用事が片づかず、深夜の帰宅になってしまい、お会いできず失礼した、と詫びる。その際に二種の書軸(梅厓・春屋の墨跡)を鑑定し、それぞれにつき、真偽の所見を申し述べたものである。無禅が執事の間に、自然と書画の鑑定に長けていたことを証明する一通である。渋滞した筆致から、最晩年の筆跡か。宛名の加納宅妙の伝は不明。京の町衆か。「昨暮、芳臨の処、御家門御内啓これ有り。深夜に及び、帰宅候。然して、御書中の両書愚覧せしめ候。/一、梅厓ハ朝鮮人。七、八十年已前の者。額多く、これ有る物に候。正筆(真筆)為るべく存じ候。/一、春屋国師、是も正跡(真筆)為るべき様に候。以っての外の不出来に候。是は大徳寺ならでは極む(鑑定する)べからず候。二色(梅厓・春屋の軸二品)共、返納せしめ候。事々、面謁を期し候。敬白。/八月二十一日加納宅妙様無禅」
[端裏書](加)納宅妙様無禅‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐昨暮芳臨之處御家門御内啓有之及深夜帰宅候然而御書中之両書令愚覧候一梅厓ハ朝鮮人七八十年已前之者額多有之物候可為正筆存候一春屋国師是も可為正跡様ニ候以外不出来候是ハ大徳寺ならてハ不可極候二色共令返納候事々期面謁候敬白八廿一日
オブジェクトの概要
ライセンスなど
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グループのオブジェクト
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Letter by Terada Muzen
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1幅
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