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醍醐冬基筆書状

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD17
タイトル
ダイゴフユモトヒツショジョウ
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001623-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き フォント モノクロ アート モノクロ写真

醍醐冬基〈だいごふゆもと・1648-97〉は、関白一条昭良〈いちじょうあきよし=兼遐・1605-72。後陽成天皇の第9皇子〉の二男で、醍醐家の祖。貞享元年〈1684〉37歳で権大納言に進んだ。冬基の父・昭良(兼遐)の兄は近衛信尋〈このえのぶひろ・1599-1649。後陽成天皇第四皇子〉、その子孫が近衛家熙〈いえひろ=予楽院・1667-1736。母は後水尾天皇皇女昭子内親王)である。こうした血縁関係もあって、冬基は、書において、家熙の上代様の影響を多大に受けたようである。その子昭尹〈あきただ・1679-1756〉も、家熙から真・行・草書の秘事の書法相伝を受けているほどである。絵師「文海」が、みずからが描くところの紫式部画像に加えるべき賛の揮毫を、「青門様」に依頼していたが、なかなか書いてくれない。そこで冬基が、「ぜひ書いてやってください、私にとってもたいへんに喜ばしいことです」と口添えしたのが、この書状である。「文海」は、雲谷派宗家・雲谷等益〈うんこくとうえき・1591-1644〉の四男等璠〈とうばん・1635-1724〉であろうか。かれは、別号・文海(ぶんかい)を称している。寛文8年〈1668〉、雲谷宗家とその家督を相続し、以来、雲谷派の惣領としてその才能を遺憾なく発揮している。なお、宛名の「青門様」は、青蓮院門跡を指す。この場合、第49代尊敬法親王〈そんけいほうしんのう=守澄法親王・1634-80〉が相当する。「先日は尊意を得、辱く存じ候。弥よ(いよいよ)御堅固に成され御座候哉、承り度く候。爰許に於いては無事に罷り有り候。然らば、去年文海頼み上げ候紫式部の賛、此の如く御筆を染められ下され候はば、忝かるべきの由、申し越し候いき。御六ケ敷(難し)き御事ながら、近日遊ばされ下され候はば、私に於いて御懇恩に存じ奉るべく候。恐惶謹言。/猶々、漸く野頭に土筆出で申し候間、十七、八日比、渡御待ち奉り候なり。二月十二日(花押)/青門(青蓮院門跡)様御小性中冬基」

猶々漸野頭土筆出申候間十七八日比渡御奉待候也先日者得尊意辱存候弥御堅固被成御座候哉承度候於爰許無事罷有候然者去年文海頼上候紫式部之賛如此被染御筆被下候ハゝ可忝之由申越候キ御六ヶ敷御事なから近日被遊被下候ハゝ於私御懇恩可奉存候恐々謹言二月十二日(花押)青門様冬基御小性中

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001623-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

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斯道文庫
キャンパス 三田
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美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Letter by Daigo Fuyumoto

物理的特性

重量と数量
員数 1幅

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Letter by Daigo Fuyumoto

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員数 1幅