短刀
- 人物
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収集者小嶺磯吉寄贈者松江春次
- 場所
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収集候補地1 ビスマルク諸島 アドミラルティ諸島
- 寸法
- L52cm × W3cm × H-cm
- 材質・技法・形状
- 木、エイの尾刺、ガラス製ビーズ、白色顔料(石灰)、黒色顔料(木炭)、赤色顔料(赤土)、紐(植物製)、膠着材(パリナリウムナッツ+泥)
- コレクション
- メラネシア民族資料
- 所管
- 文学部 民族学考古学専攻
エイの尾棘を紐で木柄に装着し、泥と樹脂の膠着材で固定した短剣。着柄部に紐で表現される格子模様は赤・白・黒で彩色されr、格子点は赤色ガラス製ビーズで装飾される。柄部を横から見ると、鰐が人を飲み込む構図になっている。剣身は折れやすく実用的ではない。儀礼に使用されたか、土産物として来訪者に販売された可能性が高い。類例には髪飾りとしての使用も知られる。
「2018年度慶應義塾大学民族学考古学資料展 ANIMARTIFACT-時空を越える動物-」展示冊子(p.5)より
©中澤貫司
剣身,着柄部,柄部の3 部位から構成され,剣身は黒曜石製石刃とエイの尾棘製に分かれる.柄部は木製で,剣身と着柄部は樹脂製の膠着材で接合される.多くは着柄部に装飾を持ち,赤褐色を基調に白色・青色・黒色で意匠が描かれている.石刃はアドミラルティ諸島産の黒曜石製を使用している.石刃先端部の細かな調整痕は,刃部形態の意識的な整形を物語る.着柄部には波線,鋸歯等の文様があり,柄部には交差文様が施されている.それぞれの文様は浮き彫りで表現され,凹部に白色顔料を塗り込み,凸部を青と黒で彩色している.エイの尾棘を刃部とするダガーは,貝製ビーズやガラス製ビーズで装飾されたものが多い.着柄部直下に人物像が彫り出された資料もある.
「文学部125年記念企画展 語り出す南洋の造形:慶應大所蔵・小嶺磯吉コレクション」展示冊子(p.7)より
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(その他)
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現地名 Dagger
- 分類
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資料分類 短剣 Dagger地域 メラネシア Melanesia
- その他番号
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土俗品図集No. 998
物理的特性
- 材質・技法・形状
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材質 木、エイの尾刺、ガラス製ビーズ、白色顔料(石灰)、黒色顔料(木炭)、赤色顔料(赤土)、紐(植物製)、膠着材(パリナリウムナッツ+泥)
参考文献
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。