Object
鰐彫刻
四肢はないが、鰐を模した彫像と推定できる。面長で特に吻部が長大であること、上向きの外鼻孔や突出した目、剥き出しの歯列の 3 点が表現されていることから鰐を模した彫像と推定できる。胴体が扁平で短いので、水面を泳ぐ鰐を表現したのかもしれない。尾の付け根付近には通し孔があり、屋内に吊り下げられていたと思われる。橙色・白色顔料が退色し、全体に黒ずんでおり、屋内の炉端で燻された可能性がある。頸部と胴体で鱗板の配列や大きさを彫り分けており、製作者が日頃から鰐をよく観察していたことが伺える。ニューギニアの儀礼小屋では一般的に様々な護符が保管されており、本資料もその1例と考えてよい。鰐はトーテム動物の一種として神話に語られ、造形物に表現される。北東部のセピック川流域では、若者たちの通過儀礼として胸や肩、背中の肌を斑点状に削ぐことで、身体に鰐の鱗板を精緻に表現してきたことが知られる。彼らにとって鰐は力と権威の源であり、男性性の象徴でもある。
©小倉孝太・臺浩亮
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(その他)
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現地名 Figure
- 分類
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資料分類 舞踏用具 Dance Implement地域 メラネシア Melanesia
- その他番号
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土俗品図集No. 994
物理的特性
- 材質・技法・形状
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材質 木、白色顔料(石灰)、黒色顔料(木炭)、赤色顔料(赤土)、植物製繊維質・紐
参考文献
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。