Object
木偶(男性)
鉤形の台座に立つ男性像。堅木を用いた一木造りで、見た目以上に重量感がある。頭頂部の結髪には天井
から吊るすための紐穴が穿たれている。切れ長の目で目尻は上がり、眉間隆起が強い。鼻は高く、唇が厚い。
面長ではっきりとした顔立ちの若者に見える。体幹部は胸囲よりも腹囲が太い。肘と膝を少し折り曲げて、
身構えるような姿勢をとる。下肢の下端外側に取ってつけたように足指が刻まれている。背面を見ると肩甲
骨周辺には斑文が彫刻されており、これは通過儀礼を終えた男子のタトゥーを模したものと考えられる。台
座にはワニの頭部を模した彫刻が認められる。セピック河中流域からは同種の精霊像付鉤が数多く収集され
ており、そのうち小型のものは日常使いで、大型のものは儀礼に用いられたと言われる。日常用はネズミな
どの害獣や子どもの悪戯から守るために、大切な品物や食料を網袋に入れて鉤部に吊るした。儀礼用はかつ
て、戦や狩りの際に精霊や祖霊と交感し、有難い託宣を得るために供物を吊るしたという。
©直井瑠汰
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- 分類
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資料分類 彫像 Figure地域 メラネシア Melanesia
- その他番号
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土俗品図集No. 546
物理的特性
- 材質・技法・形状
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材質 木、白色顔料(石灰)
参考文献
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。