赤壁賦
- 人物
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作者独立性易
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- セキヘキノフ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
独立性易〈どくりゅうしょうえき・1596-1672〉は、明末の儒医で能書として知られる黄檗僧。明末の戦乱を避けて旅をしていたが、承応2年〈1653〉、58歳で長崎に渡来。翌年来朝した隠元隆琦〈いんげんりゅうき・1592-1673〉に参じて得度した。天外一間人・天間老人・就庵(しゅうあん)と号する。隠元の江戸幕府訪問に随行し、老中松平信綱〈まつだいらのぶつな・1596-1662〉の招きにより武蔵国野火止(のびどめ・埼玉県新座市)の平林寺に住したが、翌年長崎に戻り、その後は広く医療活動を行った。黄檗僧として知られるのみならず、詩文・書画を能くし、わが国の篆刻の技術は独立により改まったといわれる。とりわけ書は、弟子の高玄岱(こうげんたい)を通じて大きな影響をもたらし、唐様(からよう)書家の先駆者である北島雪山〈きたじませつざん・1613-97〉らも独立に書法を学んだ。これは「赤壁賦」(せきへきのふ、前赤壁賦)を書写したもの。「赤壁賦」は、宋代の詩人蘇軾〈そしょく=東坡・1036-1101〉が元豊5年〈1082〉に長江(揚子江)の赤壁に遊んだ際に作った賦(漢代に始まる韻文形式の詩)で、古来、手習いの題材として多く用いられる。布目打ちの料紙は白・薄紅・藍色の具引が施され、それぞれに葡萄や草花など下絵が金銀泥で描かれる。高貴の依頼による調度手本として執筆したもの。奥書に「天間老野、独立書す。時に年七十有六」とあり、寛文11年〈1671〉、独立76歳、没する前年にあたる。ときおり筆線に震えが見られるのも老齢ゆえの現象。
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1巻
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初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。