Object
没倫紹等筆一行書
没倫紹等
- 人物
-
作者没倫紹等
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- モツリンジョウトウヒツイチギョウショ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
没倫紹等〈もつりんじょうとう・?-1492〉は、室町時代の臨済宗の僧。墨斎(ぼくさい)と号した。大徳寺の一休宗純〈いっきゅうそうじゅん・1394-1481〉の法を嗣ぎ、一休晩年の住居、酬恩庵(しゅうおんあん)の住持となる。一休没後はその年譜を編み、大徳寺塔頭の一つ、真珠庵を建てた。没倫は水墨画家としても知られ、出色の作「一休和尚像」(重要文化財・東京国立博物館蔵)を遺している。この墨跡は、『古尊宿語要』(4巻。蔵主編。紹興年間〈1131~62〉刊) や『禅林類聚』(20巻。元の智鏡・道泰等編。大徳11年〈1307〉序刊)に収められる句で、禅僧に好んで揮毫されている。春、雨上がりの朝の香ばしい情景を詠む。無常とも思える落花にも風流があることを言いとめる。思うにまかせて走らせた運筆は、じつにリズミカルで、一休の書法をうけた筆致で禅者の風格を備えている。
一夜落花雨満城流水香(印「墨斎」)(印「紹等」)
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Single-line Calligraphy by Motsurin Joto
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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