Object
大林宗套筆一行書
大林宗套

- 人物
-
作者大林宗套
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- ダイリンソウトウヒツイチギョウショ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
大林宗套〈だいりんそうとう・1480-1568〉は、戦国時代の臨済宗の僧。俗姓は藤原氏。京都の人。はじめ、天龍寺天源庵で蔵主(ぞうす・経蔵を管理する役)をつとめたが、のち大徳寺に移り、古岳宗亘〈こがくそうこう・1465-1548〉より法を嗣いだ。大徳寺内の徳禅寺に住し、天文5年〈1536〉に大徳寺第90世住持となった。堺の豪商の帰依や茶人の参禅を受け、大徳寺と町衆・茶人との関係をより密接なものとした。弘治2年〈1556〉には三好長慶〈みよしながよし・1523-64〉の帰依を受け、堺の南宗寺の開山となる。また、後奈良天皇〈ごならてんのう・1496-1557〉より佛印円証禅師の号を授けられ、正親町天皇〈おおぎまちてんのう・1517-93〉からは正覚普通国師と諡(おくりな)された。「新月一張弓」は、『白楽天詩後集』(巻第七)の「秋寄微之十二韻」の詩の中の一句で、「余霞数片綺」と対句をなすもので、「霞は綺(あやぎぬ)のごとく、月は弓のようである」と、秋の情景を詠む。力強い線質ながら、穏やかさの感じられる筆致である。
新月一張弓大徳宗套書(印「宗套」)
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Single-line Calligraphy by Dairin Soto
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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