Object
金銅十一面観音懸仏
この懸仏は、頭上に阿弥陀仏の化仏一面を据え、まわりに十面の仏を冠形に配し、四臂(4本の腕)をつくっている。合掌する二臂のほかに、安坐する膝上で組む二臂、ともに観音の本誓(ちかい)と儀軌(仏像をつくる規式)により表わされたもの。すなわち、これは十一面観音像である。この「十一」という数字は、衆生の十一品の無明(迷いの中にあって悟りを得ない状態が十一もあるということ)を断ち切り、その十一の仏果(仏の功徳)を開かせるという意味をもつものである。まず、端麗な姿が、王朝期仏像の雰囲気を醸成している。美しく長い柳眉、半眼に微笑をたたえる柔和の相好。ふくよかな頬、豊満な中のやさしい肩の曲線。由来、観音像は半男半女の姿といわれて来たが、半跏坐像のこの姿は、まさしくそれを言い得ている。さらに、この十一面観音の麗姿をいっそう高めるのが、その蓮台である。半月形の一鋳ながら、細緻なタガネ彫りによって表わされた蓮弁の美しさ、しかも、その蓮台を低くシャープに作るのが、藤原時代の特色である。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Plaque with Buddha Statue
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1個
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。