Object
木造聖徳太子像(南無仏)

聖徳太子〈しょうとくたいし・574?-622?〉は用明天皇〈ようめいてんのう・?-587〉の皇子。母は穴穂部間人皇女〈あなほめのはしひとのひめみこ・?-621。欽明天皇皇女〉。父帝が大いに愛して皇居の南上殿に住んだところから、上宮(かみつみや)の名に呼ばれ、上宮聖徳皇子と称した。叔母推古天皇〈すいこてんのう・554-628〉の皇太子となり、万機を摂政した。朝鮮半島、ことに新羅や隋王朝との対外関係を密接にして、つぎつぎに政治改革を打ち出した。冠位十二階や十七条憲法などはその顕著なもので、新たな君臣秩序を目指した。また、仏教の信仰にあつく、法隆寺や四天王寺ほか多くの寺院を創建した。著作として『三経義疏』をのこしている。現存する聖徳太子の像は、南無仏・孝養仏のほか、「勝鬘経講讃図」、さらには「聖徳太子像」(一幅・宮内庁保管)などがある。ここに掲げるものは南無仏と呼ばれるもので、聖徳太子が2歳の時に、東に向かって合唱し「南無仏」と唱えたという伝説を基につくられたもの。童形半裸、袴姿で表されている。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Shotoku Taishi (Namu-butsu)
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1躯
- 材質・技法・形状
-
材質 彩色
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。