Object
金銅輪宝

輪宝は、もとは古代インドの武器で、円盤投げのように飛ばして敵を倒したという。『長阿含経』には転輪聖王が、輪宝の転進するにまかせて従って行くと、四方の諸国がみな帰伏したと説かれる。仏の説法を転法輪と呼ぶのは、説法が心の煩悩を破るさまをこの伝に喩えてのこと。古来より破敵のシンボルとされ、密教法具に取り入れられた。形態は刃を備えた車輪をかたどり、轂(こく・輪の中心)、輻(ふく・8本の肘木)、輞(もう・外輪)、鋒(ほう・外側の突起)からなる。これは八角輪宝と呼ばれる形式で、独立した鈷先を出さずに(外側に鈷先が突き出たものは八峰輪宝という)、八角形の外縁に刃をつけた意匠となっている。
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OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Gilt-Bronze Rimbo Wheel
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1個
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。