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策彦周良筆杜甫詩

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD16
タイトル
サクゲンシュウリョウヒツトホシ
材質・技法・形状
紙本墨書
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-000684-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
手書き フォント 書き込み サイネージ 矩形

策彦周良〈さくげんしゅうりょう・1501-79〉は臨済宗の僧侶。丹波の人。謙斎(けんさい)とも称した。永正6年〈1509〉、京都の北山鹿苑寺(ろくおんじ)の心翁等安〈しんおうとうあん・?-1523〉に師事し、同15年、天龍寺で剃髪した。戦国武将で中国地方の大名である大内義隆〈おおうちよしたか・1507-51〉の命により、天文8年〈1539〉、同16年〈1547〉には正使として二度に渡って入明を果たし、世宗(せいそう=嘉靖帝)に優遇された。帰朝後は天竜寺妙智院に住した。幼少期から詩文の誉高く、また儒釈に通じた心翁の訓導によってその才はますます磨かれ、生涯に多くの詩作を行い、五山文学末期の巨匠としても名高い。これは唐の詩人杜甫〈とほ・712-770〉の『杜少陵詩集』(巻第十三)に収められる「絶句二首」の初めの一首で、春の日ののどかな情景を詠んだ五絶「遅日江山麗。春風花草香。泥融飛燕子。沙煖睡鴛鴦」の一部。堂々とした力強い運筆に、策彦の習書のたしかさを感知する。「遅日、江山麗(うらら)かなり。春風、花草香(かんば)し。泥は融けて燕子飛び、(沙を暖めて鴛鴦睡る)」

(印「翰苑遺芳」)遅日江山麗春風花草香泥融飛燕子 (印「策彦」)

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-000684-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Du Fu’s Poem Calligraphed by Sakugen Shuryo

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
外箱2点

識別情報

タイトル(英題)
Du Fu’s Poem Calligraphed by Sakugen Shuryo

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
外箱2点