Object
同向式神獣鏡

それまで主流であった線彫りの技法に代わり、浮彫り(半肉彫り)の技法が開発されたのが後漢後期のことである。この技法を駆使して作られたのが、神像と龍虎などの獣像を組み合わせた神獣鏡であり、神獣の配置や乳の形状によって分類されている。何本かの水平線によって内区を数段に分け、上段から下段へ上下を同じくする神獣が並ぶ重列式神獣鏡。また水平線によって区分されてはいないが、重列式神獣鏡と同じように神獣の上下が同一に並ぶ同向式神獣鏡。これらとは逆に、頭を鈕の方向に向けて求心的に並ぶ求心式神獣鏡。その中でも神像と獣像とが組み合わされて一つの単位文をなし、整然と並べられたものを対置式神獣鏡と呼び、乳が環状になっているものを環状乳神獣鏡と呼ぶ。神獣鏡には紀年銘が刻まれているものが多く、製作年代を知る手掛かりを与えてくれる。
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Mirror with Multi-Level Deity and Divine Beast Design
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1面
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。