片仮名本北野本地絵巻詞書断簡
- 人物
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作者伝藤原為家
- 年代
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制作年 AD13
- タイトル
- カタカナボンキタノホンジエマキコトバガキダンカン
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
『北野天神縁起』は、平安時代末期に成立した社寺縁起絵巻の一つで、ことに鎌倉時代に盛んに制作された。この作品は、数多ある天神縁起絵の中でも、「北野本地」の内題をもつ珍しい白描(墨の線描画)の一巻で、北野天満宮の創建由来と利生記(りしょうき)を説いている。現在は切断され、断簡となって諸家に分蔵される。これは、第五段「女房盗衣」に相当する詞書(ことばがき)の一部分。天神縁起絵の絵詞が、片仮名交じりの書写という例は稀で、貴重な遺品である。筆者は藤原為家〈ふじわらのためいえ・1198-1275〉と伝えるが、真偽は定かでない。しかしながら、その流れるような闊達な筆さばきから、為家の活躍期にあたる鎌倉時代・13世紀後半の書写であると認められよう。片仮名書きの写本は、清輔本後撰和歌集(鎌倉初期写・関戸家蔵)をもって嚆矢とするが、以後においても片仮名本という形式は稀少。ゆえに、この断簡は古筆学はもちろんのこと、国語学史の上にも重要な価値を占める一葉である。
アシキサマニイハレケル女房ノ北野ニ籠リテ此歌ヲゾ読テマヒラセケルヲモヒイツヤナキナタツミハウカリキトアラ人神ニナリシ昔ヲトヨミタリケレバ其日ヤガテシキシマトイフハシタモノゝ盗タリケレガテヅカライタゞキテ鳥羽院ノ御マヘニゾクルヒマハリケル
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- 重量と数量
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員数 1幅
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