Object
蓬莱鏡御正体
鏡背に蓬莱山、鏡面には如来像が描かれている。仏像を描く鏡を御正体と呼ぶ。鏡は、化粧用具として用いられるだけではなく、神の依代として、信仰の対象でもあった。神の依代に仏像が描かれることについては、わが国独自の本地垂迹説に基づくものとみなされがちだが、実は中国にも類例があり、根本要因は定かではない。仏像は鏡面に線刻で描かれることが多いが、時代が下ると、鏡ではない単なる銅板に、薄肉彫で立体化した仏像を貼り付けるようになり、懸仏(かけぼとけ)と呼ばれるようになる。
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Mirror with Mount Penglai and Buddhist deity
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1面
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。