Object
銅製経筒
白銅鋳製で、被せ蓋形式の円筒形経筒。2段にわずかに盛り上げた蓋の曲線が優美である。その蓋には柄付きの宝珠形鈕がつく。硬緻な感触と銀白色の輝きがひときわ映え、平安朝貴族の趣向を示している。身の底部には、銅造の松喰鶴文鏡(まつくいづるもんきょう)を転用嵌入する。当時の経塚からは、和鏡や鋏・刀子(小刀)を含む貴族女性の日常生活における化粧道具が多く伴出する。経筒の底に鏡を嵌め込む習慣は、かような女性の信仰生活の一面を示すものであろう。熊野速玉(はやたま)大社宮司・上野元〈うえのはじめ・1917-2007〉の箱書きによれば、これは大正7年〈1918〉3月、和歌山県の那智経塚から発掘された遺物であったことがわかる。
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Bronze Sutra Cylinder
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1合
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。