Object
銅製経筒
白銅(錫を多く含む青銅)の鋳造製で、円筒形積み上げ式の経筒一対。蓋は傘形で2段に盛り上げ、上部はこんもりと丸く、対して外縁部は反り返り、その稜線が鋭く美しい。その頂上には3輪(左)と4輪(右)の宝珠からなる相輪形の鈕をはめ込んでいる。一対として伝来するが、相輪の数の違いは、もとは別々に単独に制作されたものだったであろう。筒身は輪切りにしたものを3段に積み上げる。底部は別鋳で台座形につくっている。この稜線も鋭く、上部をどっしりと支えている。3段の筒の中心部と台座の上下段に数状の刻線をめぐらしている。この形式は、1本の経筒を1基の塔に見立てたもの。塔は釈尊の遺骨を安置するものとして、最上の権威と尊厳を捧げられるもの。時には経典をその基壇の中に納めてその仏果を願った。経筒もまた、弥勒菩薩の出生まで、仏の教えを記した経典を埋納するものである。その共通の願いがこの形式の経筒を生んだと考えられる。こうした積み上げ式に相輪形鈕の形式の経筒は、北九州の経塚からの出土品に限られる。平安時代・12世紀の制作と推定される。
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Bronze Sutra Cylinder
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 2点
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。