Object
写経 経筒内経典(法華経)
銅鋳製で、傘蓋作りの円筒形経筒。蓋の盛り上げの曲線が優美で、被せ蓋形式(印籠式に蓋と身が合わさる)につくる。身筒の中央やや下方に二重の装飾突帯をめぐらし、底部には縁をもうけ安定感を示す。胴部には「妙法蓮華経一部十巻阿弥陀経巻天仁二年癸丑十月十一日壬午願主僧定厳」の銘文が刻されている。平安朝特有の和様の書体が優雅で美しい。願主定厳(伝未詳)が、『法華経』8巻に開(『無量義経』)・結(『観普賢経』)を加えて10巻とし、さらに、『阿弥陀経』1巻を加えて書写する。この経典は、仏が西方極楽浄土の荘厳の様子を説き、六方諸仏がこれを証し、念仏称名をすすめるものである。定厳みずからが、これら11巻の書写功徳によって、極楽往生を願う心が明らかである。同類の遺品が北九州の経塚から出土しており、この経筒も同様に北九州の出土と考えられる。
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 6巻
- 付属品
- 経軸2本 筒内納入物を収めたビニール袋、紙札2
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。