Object

沃懸地螺鈿宝相華文鏡箱

Keio Object Hub
年代
制作年 江戸時代(17世紀)
タイトル
イカケジラデンホウソウゲモンカガミバコ
寸法
高さ3.0、径12.0
材質・技法・形状
漆 
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001305-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
褐色 食物 成分 調理済み

 蓋表には、沃懸地に螺鈿で宝相華文様を表し、口縁に錫の置口を巡らせた鏡箱。貴族女性の化粧道具である櫛笥中のひとつであったが、他の調度は失われ鏡箱のみが残ったもの。沃懸地とは、金または銀の鑢粉を密に蒔いた地蒔を指し、そそぎかけるという意味からこの名称がある。金地に白く輝く螺鈿が映え、鎌倉時代らしい好みが現れている。往時の雅な貴族文化を彷彿とさせる。(松谷)
文字景 —— センチュリー赤尾コレクションの名品にみる文と象」展(2021.4 慶應義塾ミュージアム・コモンズ)図録 掲載

平安朝以来、貴族女性の理容調度として、櫛笥(くしげ)は必須のものであった。蒔絵や螺鈿で美しく飾った手箱の中に、鏡や櫛・櫛払(くしはらい)・笄(こうがい)・白粉箱・紅皿などを収納していた。この鏡箱は、円形の銅鏡を収めるための容器として作られたもので、櫛笥のセットの一つであった。が、ほかのすべてを失って、いまこの鏡箱を残すにすぎない。沃懸地というのは、蒔絵の技法の一種で、粗い金銀粉を広く密に蒔いて研ぎ出す手法。その上に螺鈿をほどこす沃懸地螺鈿は、鎌倉時代に流行した。まず、木地の上に螺鈿で宝相華(ほうそうげ・仏教における想像上の蔓植物)の文様をはめこみ、その上に漆を塗り、金粉を流しかけて磨きあげる。まことに典雅な美しさをかもしだす。『弁内侍日記』(建長3年〈1251〉条)に「いかけぢにほら貝をすりたる御厨子、御手箱二つ」とあるが、この鏡箱のような蒔絵技法で作られたものであっただろう。当時におけるみやびな貴族生活を彷彿とさせる。

オブジェクトの概要

年代
制作年 江戸時代(17世紀)
材質・技法・形状
高さ3.0、径12.0 漆 
コレクション
センチュリー赤尾コレクション
AIタグ
褐色 食物 成分 調理済み

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001305-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

グループのオブジェクト

OPEN DATADESIGN

Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。

オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Mirror Case with Hosoge Flowers

物理的特性

重量と数量
員数 1合
材質・技法・形状
材質 螺鈿 沃懸地 裂地張(内側)
付属品
香木

来歴

興福寺伝来

識別情報

タイトル(英題)
Mirror Case with Hosoge Flowers

物理的特性

重量と数量
員数 1合
材質・技法・形状
材質 螺鈿 沃懸地 裂地張(内側)
付属品
香木

来歴

興福寺伝来