二条切(麗景殿女御歌合)
- 人物
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作者伝藤原俊忠
- 年代
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制作年 AD12
- タイトル
- ニジョウギレ(レイケイデンニョウゴウタアワセ)
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
「類聚歌合」の断簡。「類聚歌合」は、源雅実〈みなもとのまさざね・1059-1127〉が、甥の藤原忠通〈ふじわらのただみち・1097-1164〉の参加を得て、仁和年間から大治元年〈885~1126〉にかけての200余度の歌合を分類整理し、20巻の本にまとめたもの。「二十巻本歌合」とも呼ばれる。雅実の死去により、清書本が制作されるまでには至らなかったが、約20人の寄合書きによる草稿本は、もと摂関近衛家に相伝された。が、江戸時代初期より一部が流出し、伝藤原俊忠筆「二条切」、伝藤原忠家筆「柏木切」、あるいは伝西行筆「歌合切」として伝承され混同したが、いずれも深い尊重をうけてきた。これは、天暦10年〈956〉2月29日、麗景殿女御〈れいけいでんのにょうご・930-1008。村上天皇女御、荘子女王〉主催の歌合の部分。筆者と伝えられる藤原俊忠〈としただ・1073-1123〉は、俊成の父、定家の祖父にあたるが、真跡が現存せず、確証はない。しかし、活躍年代はまさに類聚歌合編纂時と合致する。切名は、俊忠が二条室町に邸宅を有し、二条殿と呼ばれたことにちなむものか。肥痩こもごもの筆を巧みに駆った、手馴れた筆致。大部の書写ゆえ、自然の流露による筆の美しさがひときわである。
右ぢ山川のながれまさるは春風やたにのこほりをふ(わ)きてとくらむ
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Nijo-gire (Segment of Poetry Contest Collection of Consort Reiken-Den)
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 紙帙、桐箱、もとの台紙、黄包裂、 了音極(亥卯三)
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。