Object
菊結文蒔絵文箱
文箱は、手紙を入れて持ち運んだり、保管収納したりするための細長い箱。この文箱には、菊に文(歌・手紙)が結びつけられている図柄が描かれている。菊には、不老長寿をはじめとして様々な意味がこめられるが、菊に文を結びつけた例としては、鳥羽上皇〈とばじょうこう・1103-56〉が菊を所望した際に献上する菊に結びつけて贈ったという「源有仁〈みなもとのありひと・1103-1147〉の妻」(藤原公実〈ふじわらのきんざね・1053-1107〉の娘)の「九重にうつろひぬとも菊の花もとの籬を思ひ忘るな」(『続詞花和歌集』所収)や、徳大寺実定〈とくだいじさねさだ・1139-92〉から請われて菊を贈る際に結びつけた源頼政〈みなもとのよりまさ・1104-80〉の「玉しける庭にうつろふ菊の花もとの蓬の宿な忘れそ」(『源三位頼政集』所収)がある。どちらも、環境が変わってももとの場所を忘れるな、昔を忘れるな、という意味であり、あえて結び文を付け加えたこの文箱の図柄にも、そうしたメッセージがこめられているのかもしれない。
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Letter Box with Chrysanthemum-and-Letter Design in Makie
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1合
- 付属品
- メモ/紐3本
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。