長谷川雪俊筆柿本人麿図(飛鳥井雅章賛)
- 人物
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作者長谷川雪俊賛者飛鳥井雅章
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- ハセガワセッシュンヒツカキノモトノヒトマロズ
- 材質・技法・形状
- 絹本着色
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
歌仙信仰の長い歴史の中で、柿本人麿は歌道の聖として崇められ、人々からひときわ高い信仰を集めてきた。以来、人麿を祀る人麿影供(人麿供とも)が生まれた。これは、歌会において、床に人麿の画像を掛け、歌聖柿本人麿を供養する儀礼で、歌道の向上を願い、あるいは歌会の成功を祈ったのである。平安時代・12世紀から起こった風習である。上畳に坐し、脇息に寄りかかり、畳前に硯箱を置くのが一般的な絵姿である。が、本図は、畳・脇息を略し、硯箱は脇に置かれる。萎烏帽子・直衣姿の人麿が立て膝で坐り、料紙を左手にして歌を按ずる図様に描く。賛の和歌の筆者は、飛鳥井雅章〈あすかいまさあき・1611-79〉と伝える。和歌・蹴鞠を家職とする飛鳥井家の当主として活躍、書は、父祖伝来の飛鳥井流の能書として知られる。この筆跡は、懐紙・短冊・色紙など自筆遺墨と比較して伝称どおりといえる。 また、画面右下に「長麿印[等俊]」の落款が見える。『古画備考』には、長谷川等伯を祖とする長谷川派の連名の中に、「等俊」の名を立てて、「長谷川風、山水立物」と注記し、さらに署名の「長麿」と印章の「等俊」を掲げる。また、一説に等伯の二男で、父等伯に画法を受け、狩野光信に学び、人物・鳥獣・花卉を能くしたという。が、等伯の次男は宗宅とする説もあり、確証はない。優美な構図、細緻をきわめた面貌の描写、柔らかい筆線にすぐれた画技がただよう。「ほのぼのと明石の浦の朝霧に島かくれゆく船をしぞ思ふ」
しまかくれゆく船をしぞおもふほの/\とあかしの浦の朝霧に
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Portrait of Kakinomoto no Hitomaro by Hasegawa Sesshun
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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