Object
束帯天神像
左大臣藤原時平の讒訴によって、配所の筑紫国(福岡県)太宰府に左遷、同地で不遇の死を遂げた菅原道真〈すがわらのみちざね・845-903〉の怨霊を鎮めるためにおこった天神信仰は、長い歴史の中で多くの絵画遺品を生み出した。天神画像は、礼拝像として描かれた道真の絵姿で、その形式は、束帯天神(笏を手に帯剣した文官の正装である束帯姿で描かれるもの)と、渡唐天神(冠をつけ中国の道服姿で梅の一枝を手挟んで立つもの)とに大きく二分できるが、典拠とした説話や、背景となった天神信仰の性格の変容などによって、さまざまなヴァリエーションがある。本図は、両手で笏の両端を握り立てる束帯天神像。細面の顔貌、口髭・顎髭をもつ親しみのある表情に描かれる。背後の松樹のうしろには梅枝がのぞいている。また、紙背に「於北野聖廟廂前奉開眼供養畢御師松園坊実善于時慶応丁卯(3年=1867)九月廿五日」の銘文が記されている。京都・北野天神社の社僧松園坊実善を導師として開眼供養が行われたときに掛けられた画像であったことが分かる。制作年代はやや遡るころになろうか。
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Image of Tenjin
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
来歴
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。