Object
束帯天神像
- 年代
-
制作年 AD15
- タイトル
- ソクタイテンジンゾウ
- 材質・技法・形状
- 絹本着色
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
左大臣藤原時平の讒訴によって、配所の筑紫国(福岡県)太宰府に左遷、同地で不遇の死を遂げた菅原道真〈すがわらのみちざね・845-903〉の怨霊を鎮めるためにおこった天神信仰は、長い歴史の中で多くの絵画遺品を生み出した。天神画像は、礼拝像として描かれた道真の絵姿で、その形式は、束帯天神(笏を手に帯剣した文官の正装である束帯姿で描かれるもの)と、渡唐天神(冠をつけ中国の道服姿で梅の一枝を手挟んで立つもの)とに大きく二分できるが、典拠とした説話や、背景となった天神信仰の性格の変容などによって、さまざまなヴァリエーションがある。これは、典型的な束帯天神像。伝来によると、寛保2年〈1742〉の夏に一条兼香〈いちじょうかねか・1692-1751〉が天神社に奉納したものという。兼香は、関白兼輝の子。実は関白鷹司房輔の子。権大納言を経て、元文2年〈1737〉に関白、延享3年〈1746〉には太政大臣となった。おそらく一条家伝来のこの画像を、兼香の代に奉納したものであろう。
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識別情報
- タイトル(英題)
- Image of Tenjin
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