Object

弘法大師(空海)像

Keio Object Hub
年代
制作年 AD15
タイトル
コウボウダイシ(クウカイ)ゾウ
材質・技法・形状
絹本着色
コレクション
所管
ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-000408-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
美術 絵画 色合いと色合い 矩形 ペイント

空海〈くうかい・774-835〉は真言宗の開祖。延暦23年〈804〉、31歳の時、留学僧として入唐。恵果に師事して密教の奥義を受け、帰朝にあたっては、中国の文物を数多く日本にもたらした。教王護国寺(東寺)を拠点に密教の宣布に努め、弘仁7年〈816〉には、高野山に金剛峯寺を開き、即身成仏と社会教化を宗旨として幅広く活躍し、大きな業績を残した。62歳の時、高野山で示寂。弘法大師と諡された。空海の画像は、真言八祖の1図として、あるいは単独像としても数多く描かれた。この画は、背もたれのある椅子型の牀座に坐す姿に描かれる。一般に真如親王様と呼ばれる図様。空海の入定に際し、高弟の実恵の願いにより、真如親王(平城天皇の皇子)が描き、高野山御影堂に安置したという伝承のある画像の系譜である。やや右を向いて、右手下胸前に挙げて五鈷杵を握り、左手は念珠をもって膝上に置く。前に木履、脇には水瓶を添えるのが通例の図様である。図上、3色(薄青・朱・茶)に地塗りされた三枚の色紙形には、空海の偈文と入定年時が書かれている。彩色・描法などから、室町時代・15世紀の制作と思われる。

我昔遇薩埵親悉伝印明発無比誓願陪辺地異域昼夜愍万民住普賢悲願肉親証三昧待慈氏下生昔威光菩薩常居日宮除阿修羅王難今遍照金剛鎮住日域増金輪聖王福承和二年三月廿一日宣一点入定行年六十二

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-000408-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
ミュージアム・コモンズ
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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OPEN DATADESIGN

Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。

オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Portrait of Priest Kukai

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
二重箱/巻止

識別情報

タイトル(英題)
Portrait of Priest Kukai

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
付属品
二重箱/巻止