土蔵正勝筆十三仏図
- 人物
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作者土蔵正勝
- 年代
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制作年 AD15
- タイトル
- トクラマサカツヒツジュウサンブツズ
- 材質・技法・形状
- 絹本着色
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- ミュージアム・コモンズ キャンパス 三田
わが国では、人が亡くなると、その日から数えて49日間を7日に区切って、初七日から七七日忌、続いて1周忌から33回忌と、個人を追善する法事を行う習慣がある。この13回の法要における本尊とされる仏・菩薩を十三仏という。地獄を司る10人の王(十王)に、7回忌・13回忌・33回忌の3尊を加えたもので、室町時代に普及した信仰形態である。この13体を独尊で描くものと1幅にまとめて描くものがある。1幅形式には、13仏を坐像あるいは立像の来迎形式でであらわすもの、さらには諸仏を種子であらわしたものがある。また、普及にともなって木版で刷った図様に手彩色したものまで登場する。本図は、もっとも一般的は形式である坐像にまとめて描いたもので、それぞれの尊像の脇に、白の胡粉を塗抹して、その上に法要日と像名が記される。まず、天蓋の下の1体は、虚空蔵菩薩(33回忌)。そして最上段の3体は、大日如来(右=13回忌)・阿閦如来(中=7回忌)・阿弥陀如来(左=3回忌)、その下は、薬師如来(右=七七日忌)・観音菩薩(中=百か日)・勢至菩薩(下=1周忌)、さらにその下の3体は、弥勒菩薩(右=六七日忌)・地蔵菩薩(中=五七日忌)・普賢菩薩(左=四七日忌)、最下段は、不動明王(右=初七日忌)・釈迦如来(中=二七日忌)・文殊菩薩(左=三七日忌)である。さらに、文殊菩薩と釈迦如来の間に、「土蔵正勝□(印)(印)」(4字目と印面は不詳)の文字がみえる。わが美術史において、永享~寛正年間(1429~66)に活躍した「土蔵」を名乗る絵師が知られ、南都の出身で、本願寺絵所の画家という(『古画備考』)。この正勝もその一系につらなる人物であろうか。顔料の色彩などから、室町時代後期・16世紀の制作と思われる。
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Thirteen Buddhas by Tokura Masakatsu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。