Object
大威徳明王像

絹本に極彩色で大威徳明王像を描く。通常、六面六臂六足で火焔光背を背に、顔貌は忿怒相に、武器を手にして、水牛に乗る姿に描かれる。鎮護国家・玉体安穏を祈る法会の本尊としてつくられる五大明王の一尊としては西方に配置される。が、衆生に災いを及ぼす敵を降伏させる法力を持つところから、怨敵調伏・戦勝祈願の礼拝尊として単独に信仰された。この画像は、荒波の上を疾駆する水牛の背に、左3足で立ち、右3足は蹴り上げる。右手には剣・宝棒・矢を、左手には鉾・輪宝・弓を持ち、いまにも矢を射んとする構えを取る。明王の持つ絶大な威力を力強いタッチで描く。線描や賦彩の色調から、制作年代は室町時代・15世紀に降るものと思われる。
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OPEN DATADESIGN
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Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。