Object
火天像

絹地に極彩色で火天像を描く。火天は、もともと古代インド神話の神々の中のひとつで、火を象徴化した神。密教に採り入れられて方位を守護する十二天のうち、東南の守護神とされる。全身が深紅の火焔に包まれた、苦行老仙の姿に描かれる。この図は4臂につくられ、右手の一方は、三角壇(密教で降伏[悪魔を鎮める]護摩を修するときに設ける三角形の壇)を胸に当てる。もう片手は肘を挙げて掌を上に仰いで数珠を取る。左手の2本は、それぞれ澡瓶(手足を洗い浄めるための水を入れる容器)と仙杖を持つ。鋭い線描、荘重な色彩は、平安時代の絵仏師の面目を遺憾なく発揮するものである。
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Imege of Deity of Fire (Agni)
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
- 付属品
- 外箱(桐箱)
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。