Object
古筆了佐像

- 人物
-
賛古筆了信画安田 靫彦
- 年代
-
大正13年(1924)
- タイトル
- コヒツリョウサゾウ
- 寸法
- 116.8×39.0
- 材質・技法・形状
- 紙本着色
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
安田靫彦(1884ー1978)は、東京美術学校教授で芸術院会員、文化勲章を受章した大正・昭和期を代表する日本画家の一人で、歴史上の人物を描くのを得意としました。この紙本淡彩の了佐像は、左下に「模古筆家伝来木像/靫彦「靫」(朱印)」とあるように、古筆家伝来の木像を模したとわかりますが、靫彦ならではの気品が漂います。上部中央に「琴山」墨印を捺し、その下に13代了信(1876ー1953)が、「恩賜/御左右御印」・「櫟材了佐/夢のよのそのあかつきは何ならす/即今みろく下生上天/本文故郷心を/をとつれはたえて久しき故郷の/もとのすみかはもとのまゝなる」・「東都の災にうしないけれは/謹みて写し〔申候〕/第十三世枯節了信」などと記しています。関東大震災で了佐像が失われたために、了信が靫彦に依頼して制作されたもののようです。(佐々木)
「書を極めるー鑑定文化と古筆家の人々」展(2022.4 慶應義塾ミュージアム・コモンズ)図録 掲載
共有
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Portrait of the Appraiser of Calligraphy KOHITSU Ryōsa
- グループ
-
古筆本家資料
グループ内番号 セコ幅015
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。