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貫名海屋筆一行書

Keio Object Hub
人物
年代
制作年 AD19
タイトル
ヌキナカイオクヒツイチギョウショ
材質・技法・形状
紙本墨書
コレクション
所管
斯道文庫 キャンパス 三田
資料番号
AW-CEN-001230-0000
ライセンス
CC BY 画像ライセンス
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

URL
基本分類
美術
AIタグ
アート フォント パターン モノクロ シンボル

貫名海屋〈ぬきなかいおく・1778-1863〉は江戸時代後期の儒者・書家・画家。はじめ吉井氏を称し、のち本姓の貫名氏に復した。名は苞(しげる)、字は子善(しぜん)・君茂(くんも)。海屋・海仙・海玄・林屋・須静堂などを号したが、晩年はもっぱら菘翁(すうおう)を用いた。はじめ書を西宣行(にしのぶゆき)、画を狩野派の絵師・矢野典博(やののりひろ)に学び、のち南宗画に転じた。壮年になり、高野山にて空海の筆跡に出会ったことが契機となって、内外先人の名跡を歴訪、模倣によって習書に励んだ。唐様一辺倒の当時において、唐様の中にも日本古来の書法をも取り入れ、独自の書風を打ち立てた。ここに書家としての名声が一段と高まり、晩年は市河米庵〈いちかわべいあん・1779-1858〉・巻菱湖〈まきりょうこ・1777-1843〉とともに「幕末三筆」と称された。明治時代には、日下部鳴鶴〈くさかべめいかく・1838-1922〉・巖谷一六〈いわやいちろく・1834-1905〉らの称賛を受けて喧伝され、以後の書壇に大きな影響を与えた。この語は、中国清初の画家・南田(惲寿平)の画論に「筆有り墨有るは之を画と謂う、韻有り趣有るは之を筆墨と謂う、風流瀟灑は之を韻と謂う、変を尽くし奇を窮むるは之を趣を謂う」とあるところに拠る。さらにこの語は、椿椿山〈つばきちんざん・1801-1854〉と渡辺崋山〈わたなべかざん・1793-1841〉の問答にも登場する、当時の文人画の要諦の一つであったようだ。海屋にとっても心引かれる言葉であったと思われる。86歳、最晩年の執筆ながら、堂々とした気概にあふれた筆致は見事である。

(印)風流瀟灑八十六 菘翁(印「君茂氏」)(印)

ライセンスなど

資料番号
AW-CEN-001230-0000
ライセンス
CC BY
クレジット表記

慶應義塾(センチュリー赤尾コレクション)

画像
ライセンス

所管・分類など

所管
斯道文庫
キャンパス 三田
URL
基本分類
美術

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オブジェクトの詳細

識別情報

タイトル(英題)
Single-line Calligraphy by Nukina Kaioku

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
材質・技法・形状
材質 紙本墨書

識別情報

タイトル(英題)
Single-line Calligraphy by Nukina Kaioku

物理的特性

重量と数量
員数 1幅
材質・技法・形状
材質 紙本墨書