飛鳥井雅親筆住吉社法楽百首
- 人物
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作者飛鳥井雅親
- 年代
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制作年 AD15
- タイトル
- アスカイマサチカヒツスミヨシシャホウラクヒャクシュ
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
飛鳥井雅親〈あすかいまさちか・1417-90〉は、室町時代の公卿。雅世〈まさよ・1390-1452〉の長男。正二位・権大納言に至る。文明5年〈1473〉出家、栄雅(えいが)と号した。飛鳥井家は代々、蹴鞠と歌道の宗家であり、雅親も父の薫陶を受けた。やがて宮廷歌壇の中心的存在となり、将軍足利義政〈あしかがよしまさ・1436-90〉をはじめ、三条西実隆〈さんじょうにしさねたか・1455-1537〉・飯尾宗祇〈いいおそうぎ・1421-1502〉ら多くの歌人たちを指導した。また、能書としても名高く、飛鳥井流(栄雅流とも)の流祖として一派を築いた。これは、奥書の識語によって、文明11年〈1479〉4月24日、年来の宿願を遂げるために住吉社に参詣、3日間当地に逗留、神主の国照朝臣の居宅において詠じた百首歌である。この百首歌と同じ詠歌を短冊100枚に書写した一揃えが京都大学に所蔵される。その短冊の右上には小さな穴がある。紙縒で綴じた痕跡である。すなわち、住吉社に奉納した原本である。それに対してこの巻子本の百首は、雅親が家本の証本として伝存すべく、自ら書写した清書本である。鳥の子に金銀の砂子を霞形・雲形に微塵に撒き、さらに金銀の切箔を散らした豪華な料紙を使用する。歌道の神とされる住吉社に寄せる雅親の篤信の心境が見て取れる。また、丁寧に運んだ筆線は、雅親の能書たるを証明する。この詠歌は、未紹介の資料。国文学研究にも貴重な存在である。
立春はるのくるあしたづのねもいつしかにのどかなりけり住よしのはま子日君に千世千たびもちぎれ姫小松たがためならぬ今日の子日に霞をしこめてはるをつゝむと見えてけりかすみのころも袂ゆたかに鴬うぐひすのふるすよりなく初音こそ谷にははるを先しらせけれ若菜つむ人をけふは野べにや待つらむ雪間をわけて生るわかなも
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グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- One Hundred Poems Dedicated to the Sumiyoshi Shrine by Asukai Masachika
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1巻
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