松花堂昭乗筆和歌巻断簡
- 人物
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作者松花堂昭乗
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- ショウカドウショウジョウヒツワカカンダンカン
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
松花堂昭乗〈しょうかどうしょうじょう・1584-1639〉は、江戸時代初期の真言宗の僧侶。昭乗は法名で、名は式部。惺々翁(せいせいおう)とも号した。京都男山八幡宮の滝本坊実乗(たきもとぼうじつじょう)の弟子となり、その亡き後、住持となったが、のちこの坊を弟子の滝本坊乗淳(じょうじゅん)に譲り、松花堂を建てて移り住んだ。書は青蓮院尊朝法親王〈そんちょうほうしんのう・1552-97〉について筆法の伝授を受けたが、初祖弘法大師(空海)を渇仰し、ことに大師流の書を好んだ。それらを習熟して、晩年には青蓮院流を基盤に、きわめて流麗瀟洒な書風を完成した。その書流は松花堂流(または滝本流)と呼ばれ、以後長く流行した。また画においても、中国・宋時代の牧谿(もっけい)の描法を学んで水墨画を得意としたが、伝統の大和絵着色画にも長じた。これは、昭乗が『三十六人撰』(藤原公任〈ふじわらのきんとう・966-1041〉撰)を書いた巻子本の断簡。伝来途次に、適宜分断されたもので、これは、凡河内躬恒と在原業平の部分。流麗な筆致で書きつけられた二首の歌が、絹本に顔料と金泥とでほどこされた草花の下絵と見事な調和を醸し出している。平安時代の古筆を習熟した書風が、優美な情趣を現出する作品で、昭乗の面目を躍如とする。
凡河内躬恒吾宿の花みがてらにくる人はちりなむ後ぞ恋しかるべき在原業平朝臣よのなかにたえてさくらのなかりせば春のこゝろはのどけからまし
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Fragment from Waka Scroll by Shokado Shojo
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1幅
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