烏丸光広筆七言絶句
- 人物
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作者烏丸光広
- 年代
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制作年 AD17
- タイトル
- カラスマルミツヒロヒツシチゴンゼック
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
烏丸光広〈からすまるみつひろ・1579-1638〉は江戸時代初期の公卿・歌人。公武の交渉の任に就くなどして活躍した。一時は配流の身となりながらも、幕府の恩顧を深く受け、正二位・権大納言にまで至った。多才多芸にして和歌・連歌はもとより、書画・茶道などを能くし、また一絲文守〈いっしぶんしゅ・1608-46〉に帰依して禅をも修めた。ことに書は、「寛永の三筆」に並び称される能書で、今日数多くの遺墨が伝存している。その書風は、公卿の子弟が学ぶ伝統的な持明院流に加え、光悦流、定家流、そして光広流ともいうべき豪快で不羈奔放な独自のものへと、生涯に四度も変貌させた。これは、藤原俊成〈ふじわらのとしなり・1114-1204〉の家集『長秋詠草』(ちょうしゅうえいそう・3巻)のうち中巻の前半部分に相当する。全部を書いたものではなく、光広がたまたまこの部分を抄写したものであろう。とくに後半部分の自由奔放な書きぶりは、すでに完成された光広流の世界。が、全体に統べる筆法を見れば、光広が積極的に光悦流を取り入れていたことが分かる。壮年期の脂の乗り切った絶頂期の作品であろう。金泥で、松・草花・岩・流水など、可憐な下絵を配した上品な装飾料紙に書写する。高貴の求めに応じた調度手本であった。
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Seven-Syllable Quatrain by Karasumaru Mitsuhiro
物理的特性
- 重量と数量
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員数 1巻
- 材質・技法・形状
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材質 金泥下絵 斐紙(薄様)
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。