安覚良祐筆一筆一切経断簡
- 人物
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作者安覚良祐(色定法師)
- 年代
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制作年 AD13
- タイトル
- アンカクリョウユウヒツイッピツイッサイキョウダンカン
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
平安時代後期には盛んに書写された一切経(全5048巻)であったが、鎌倉時代に入ると厖大な財力と時間を必要とする一切経書写は次第に行われなくなる。が、こうした時機にあってただ一人これを成し遂げた人物がいた。筑前宗像神社(福岡県宗像郡玄海町)の座主兼祐の子、色定法師こと安覚良祐〈あんかくりょうゆう・1159-1242〉である。かれは、両親の供養のために文治3年〈1187〉に発願して、安貞2年〈1228〉にかけておよそ42年を費やして、一切経5048巻の書写を終えたのである。紙墨を勧進によって調達、その足跡は香椎・門司・安芸・讃岐・備後・淡路・紀伊から京都にまで及んでいる。校正もきちんと行っており、真摯な写経態度が看取される。これは宗像神社に奉納され、現在は4331巻が残存し、福岡県宗像郡玄海町田島の興聖寺に保管されている。この断簡は散佚したものの一部で、『仏本行集経』巻第二十の部分。 一筆一切経としては、平安時代の能書藤原定信〈ふじわらのさだのぶ・1088-1154?〉によるものが知られる(大治4年〈1129〉から仁平元年〈1151〉まで23年を費やしての浄行)。が、これは記録(『台記』=藤原頼長日記)に見えるのみで、遺品は現存しない。その意味でも、一切経の大部分を現存するこの色定法師一切経の存在は貴重である。
オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Issaikyo by Ankaku Ryoyu
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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