Object
短冊手鑑
守理法親王ほか
- 人物
-
作者守理法親王ほか
- 年代
-
制作年 南北朝時代ー江戸時代前期(14−17世紀)
- タイトル
- タンザクテカガミ
- 寸法
- 40.0×22.4×12.7
- 材質・技法・形状
- 紙本墨書
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
公式な歌会では懐紙に和歌を記したが、通常の会や私的な会では紙を細長く切った短冊(たんざく)が使用された。平安の記録に見えるが、現存するのは鎌倉後期からである。古くは素紙の白短冊であったが、室町初期から上に藍、下に紫を漉き加えた雲紙(くもがみ)を公式料紙として用いるようになった。これは、大ぶりの折帖に、表に264枚、裏に269枚の計533枚もの短冊を貼り込んでいる。鎌倉後期から江戸初期に及び、数枚の漢詩と発句もある。筆跡の見本集を「手鑑(てかがみ)」と呼ぶが、これほど大きな短冊手鑑は類を見ない。通常の手鑑は、筆者の身分と時代で貼り並べるが、桐箱蓋に「上之短冊次第不同ニ押」と墨書されるように、その法則は守られていない。加賀前田家旧蔵と伝えられ、足利将軍他の著名人の短冊が多く、筆跡の様々はもとより、多彩な様式の短冊を見いだせる。格の高い雲鶴文の古錦を用いた表紙も見事である。(佐々木孝浩)
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オブジェクトの概要
ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Album of Old Poem Strips
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1帖
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
初期ローンチ時は、Google Cloud の Vision APIを利用して、各オブジェクトの画像を解析し、自動的にキーワードを付与しています。