Object
小瀬甫庵筆短冊
小瀬甫庵(道喜)

- 人物
-
作者小瀬甫庵(道喜)
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- オゼホアンヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
小瀬甫庵〈おぜほあん・1564-1640〉は、江戸初期の儒医。美濃の守護土岐(とき)氏の支流、尾張春日井郡の人。名を道喜(どうき)、甫庵はその号。はじめ坂井氏・土肥(どひ)氏を称したが、のちに小瀬氏に改めた。医術を家業とし、豊臣秀次〈とよとみひでつぐ・1568-95〉に仕えたが、秀次没後、文禄・慶長〈1592~1615〉頃には京都に住み、書籍の編集・刊行に加わっている。その後、出雲の大名・堀尾吉晴〈ほりおよしはる・1544-1611〉に仕えたが、慶長16年〈1611〉に吉晴が死亡すると流浪の身となり、播磨や京都などに移り住んだ。『信長記』『太閤記』は、この頃の著作とみられる。寛永元年〈1624〉子息の坂井就安(さかいじゅあん)の仕官先である加賀藩に赴き、前田利常〈まえだとしつね・1593-1658〉に仕えた。医学のほか、儒学・軍学・歴史などにも通じた。その書は、線の細い、繊細な筆致である。
諫草:諫をくことのは草の露おもくかはくまもいさぬるゝ袖かな道喜
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ライセンスなど
所管・分類など
グループのオブジェクト
OPEN DATADESIGN
Keio Object Hub では、データのオープン化を進めるだけではなく、オープン・データを活用してどのような体験がデザインできるか、さまざまな試みを行っています。
オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Oze Hoan
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1葉
- 材質・技法・形状
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材質 *藍と紫?打曇
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
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