Object
正親町天皇筆短冊
正親町天皇

- 人物
-
作者正親町天皇
- 年代
-
制作年 AD16
- タイトル
- オオギマチテンノウヒツタンザク
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
正親町天皇〈おおぎまちてんのう・1517-93〉は、後奈良天皇〈ごならてんのう・1497-1557〉の第二皇子。幼名は茶地丸(ちゃちまる)、名は方仁(みちひと)。天文2年〈1533・17歳〉親王宣下および元服の儀を挙げ、弘治3年〈1557〉践祚した。が、当時、朝廷は極度の窮乏のさなかにあり、即位の儀式は3年後の永禄3年〈1560〉44歳の時に行われた。その後、織田信長や豊臣秀吉らの尽力で皇居や朝儀は復旧し、朝廷の面目は保たれた。天正14年〈1586〉、孫の後陽成天皇〈ごようぜいてんのう・1571-1617〉に譲位。6年後、77歳で薨じた。正親町天皇は祖父後柏原天皇〈ごかしわばらてんのう・1464-1526〉および父後奈良天皇の教えを受けて文雅の伝統を守り、かずかずの歌集を残している。また、その書は祖父の後柏原院流に属し、力強く流麗な筆致である。この短冊には「方仁」の署名があり、即位以前の筆跡。堂々とした書きぶりで、30代の壮年期の筆と思われる。
瀧紅葉:雲霧のはれ間に見えて峯たかみもみぢにまじる瀧の白いと方仁
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tanzaku by Emperor Ogimachi
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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