アウグスティヌス『ヨハネによる福音書講解説教』(イタリア、13世紀中期)
カロリング朝体の美しい彩飾イニシャル
カロリング朝体で書かれた、アウグスティヌスの『ヨハネによる福音書講解説教』の零葉。カロリング小文字体は、9世紀前半に確立し、フランス、イタリア、イングランド、ドイツの修道院で写字生によって広く用いられた。また、15世紀には古典文学を転写するに相応しいとしてヒューマニスト(人文主義者)に用いられ、さらにイタリアの印刷業者の活字のモデルとして近代のタイポグラフィーの基本となったため、結果として現代の我々にも比較的読みやすい書体である(ナイト, p. 53)。ページ上部の「アウグスティヌスの説教([h]omilia)11番」と記された欄外標題、説教のはじまりと終わりを示すインキピットとエクスプリキットにはアンシャル体が用いられているが、こうした使い分けは当時一般的であった。5行分の高さの白の蔦文様の彩飾イニシャル‘E’が印象的である。(TM)
430 × 309 (310 × 207) mm. Parchment. Single leaf. Written in Caroline script; 5-line decorated initial ‘E’ with vine decoration.
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OPEN DATADESIGN
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Augustine. In Iohannis Evangelium Tranctatus CXXIV. (Hom. 11.15 – 12.5). Italy, mid-13th c.
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