Object
スルピキウス・セヴェルス「聖マルティヌス伝」(イングランド、12世紀中期)
丁寧なプロトゴシック体の写本断片
12世紀にイングランドで制作されたラテン語の聖人伝の写本。元の紙葉の6分の1程度の大きさの小さな断片で11行のみだが、整った美しいプロトゴシック体で書かれている。トゥールの聖マルティヌス(316/336 – 397)はハンガリーのパンノニア出身のローマ軍兵士だったが、兵役を退いて修道士となり、後年はトゥールの司教となった。凍えている物乞いに自分が纏っていたマントを半分に引き裂いて与えたエピソードで知られている。伝記を著したスルピキウス・セヴェルス(c. 363–c. 425)はフランスのアキテーヌの出身で、マルティヌスと面識があり、その影響を受けて慈善と信仰の日々を送ったとされる。セヴェルスの聖マルティヌス伝は180点近くの写本が現存していることから、中世においても人気があったことが推察される(Scahill, pp. 26–29)。(TM)
90 × 117 mm. Parchment. Fragment. Written in English protogothic script.
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識別情報
- タイトル(英題)
- Sulpicius Severus. Vita S. Martini (parts of chaps 13, 16). England, mid-12th c.
Keio Object Hubでは、試験的な取り組みとして、AI(機械学習)を用いてキーワードを付与し、検索やフィルタリングに使用しています(AIサジェスト)。
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