Sestia Nympheの墓碑銘板(ローマ、100-200年頃)
古代ローマの集合墓の墓碑銘板
ラテン語が刻まれた大理石の墓碑銘板で、ローマ郊外の、アッピア街道とラティーナ街道が交わるあたりにあった古代墓地跡から1732年頃に発掘された。墓は、columbaria(鳩小屋)と称される集合墓で、遺灰を入れた壺をおさめる壁龕が四方の壁に整然と並び、この銘板はそうした区画のひとつに接着されていた。碑文は故人の名前と享年のみを記したものなので、我々にはセスティアという女性が34年間生きた(‘SESTIA NYMPHE/ VIX[it] AN[nos] XXXIV’)ことしかわからないが、ラテン語系の名とギリシア語系の姓の組み合わせから、ローマ帝国の東方属州出身の自由民、あるいはその地域出身の解放奴隷の子孫であったと推測される(McLynn, pp. 14–17)。この銘板は、書誌学者のA. N. L. Munbyが所蔵していた、書字の歴史に関する資料集のうちの1点(展示品5参照)だが、それ以前はイギリス、ウェストモアランドの Lowther Castle の古物コレクションに含まれていた。おそらくは18世紀にグランド・ツアーでローマを訪れたイギリス人が購入して、持ち帰ったと思われる。(TM)
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Tombstone of Sestia Nymphe (Rome, c. 100-200)
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