Object
紺紙金字大般若経断簡(荒川経)
- 年代
-
制作年 AD12
- タイトル
- コンシコンジダイハンニャキョウダンカン(アラカワキョウ)
- コレクション
- センチュリー赤尾コレクション
- 所管
- 斯道文庫 キャンパス 三田
紺紙に金泥で『大般若経』巻第四八一を書写する。もとは1巻の巻物で、これはその1紙分の断簡。書風から「荒川経」の一部であったと想定される。「荒川経」は、鳥羽法皇の皇后美福門院〈びふくもんいん=藤原得子・1117-60〉が、保元元年〈1156〉7月2日に崩御した鳥羽法皇の三周忌の菩提供養の料として、また、みずからの滅罪生善を祈願して、平治元年〈1159〉7月2日に高野山に六角堂を建立した時に奉納した「紺紙金字一切経」のこと。その際に美福門院の所領であった紀伊国荒川庄を永代供養の料として寄進したことからこの名に呼ばれる。金字の秀麗さや表紙・見返し絵の精巧さにおいて、「中尊寺経」や「神護寺経」に比肩するもの。平安時代後期の紺紙金字一切経の遺品として貴重な存在である。現在、金剛峰寺に3575巻が伝存(重要文化財)。
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オブジェクトの詳細
識別情報
- タイトル(英題)
- Segment of Dai-HannyaKyo (Arakawakyo)
物理的特性
- 重量と数量
-
員数 1幅
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